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第5回 ノッキングや吹け上がりが悪いと感じた時の対処の仕方等

 
 
何故エンジンの調子が悪くなるのか?
それは使用頻度、使用状況、故障等色々な要因がありますが
今回はエンジンの中でも燃料系統の不具合による不調や
それを改善する方法、改善する意味といったものをインプレッションしたいと思います。

1.エンジンを止めて、冷却系等が止まるとエンジンは一時的に高温になり、
その際ガソリンで濡れた金属表面から揮発分が蒸発し、
残留分が薄く焼きつきます。この積み重ねがエンジンの調子を悪化させます。
この現象はどんな高級車でも避けることは出来ません。

2.
空気の流れるインテークマニホールドに汚れが付着し、
空気流入量が悪くなりエンジンの吹け上がりが悪くなる。

3.
ピストンリングの溝に汚れがたまるとコンプレッションが悪くなり、
エンジンオイル上がりの原因にもなります。

4.
燃焼室に汚れがたまるとノッキングが起きる。

5.
インテークバルブに汚れが付着すると、バルブ密度が悪くなり、
コンプレッションが下がる。

6.
ガソリンを噴射するインジェクターやキャブレター等の燃料ラインに
汚れが付着すると、ガソリンが細かい噴霧にならなくなり、
アクセルを踏んでもエンジンの吹けあがりが悪くなる。

カリカリ、キャチャカチャ等走行中、音がする。

最近、エンジンの調子がいまいち
と感じた時に疑ってみてはいかがでしょう?

 

1.VIC(ビック)
2.INJECTION SYSTEM PURGE(インジェクションシステムパージ)
3.PETROL CHARGE(ペドロチャージ) 

上記の3つが当社で使用している燃料系統清掃薬剤になります。

VIC吸気系統燃焼室のワニスやカーボンスラッジを除去しパワーレスポンスを向上し、
始動性、加速性能等改善します。

INJECTION SYSTEM PURGE
は専用のリモートコントロールパージャーを
使用しエンジンを分解することなく、
バルブ燃焼室インジェクターに付着したワニス、カーボンスラッジを除去します。

PETROL CHARGE
は燃料タンク内の水分除去を始め
燃焼効率自体をアップさせ燃料ライン、
燃焼室
の清浄をします。

 
 
 
 

それではそれらの不具合を改善する為には?
通常、修理整備を実施するにはパーツの交換、補修等ありますが
今回のインプレッションの内容の原因はほぼ汚れですから汚れた所は綺麗にしてあげる。
すなわち各部燃焼室、空気流入道、フューエルラインといった箇所を清掃してあげる内容になります。
ではその清掃とはどのような効果がありまた意味があるのか?
どうしても体感的なものになってしまい、伝わりづらいかとは思いますが
ご興味ある方はお読み下さい。
またエンジンの調子が悪い原因として機械的、電気的に故障、損傷の
疑いがある場合等はしっかりと修理しましょう。

 
 
 
 
 
 

プラグもある程度、年数距離を重ねると電極部が薄くなっているのが確認出来ますね。
これではしっかりとした発火はできないですね。
しっかり点検する習慣づけをしましょう。

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