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第44回 スタンダードモデルにベストなエンジンオイル
M3、アルピナといったBMWの中でもスポーツモデルをメインで取り扱っていますが、 ここ数年、スタンダードモデルにお乗りの方も多数メンテナンスでいらっしゃるようになりました。 そんなお客様の多くから、スポーツモデルに特化したエンジンオイルだけではなく 市街地メインで車を使うにあたってベストなオイルの取り扱いをしてもらいたいとの要望が多く、 かといって安ければなんでもいいという訳ではないので、エンジン保護性能、摩擦低減性能、清浄化性能、の各性能が ある程度の時間と距離(半年もしくは5000Km前後)持続出来るエンジンオイルをチョイスし、今回取り扱いをはじめました。 |
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エンジンオイルを交換するに当たって大事な部分ですが、いかに交換前の汚れたオイルと 同時にエンジン内部のスラッジ汚れを一緒に排出できるかが重要になります。 File No.1のエンジンオイル交換と重要性でも言いましたが当社では必ずコチラのフラッシング剤を 交換前に入れ、アイドリングでしばらく循環させてからオイルの排出をするようにお客様にお願いしています。 |
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ドレンボルトもなかにはねじ山が駄目になってしまいそこからオイル漏れをしてしまっている 車輌も多く見られますから交換する場所も注意が必要なのかなとも思います。 最初は勢い良くオイルが出てきますのでその間にオイルエレメントも交換します。 このエレメントも当社では毎回交換するようにお客様にはすすめています。 オイルフィルターブロックのパッキンやドレンボルトワッシャー等も同時に新品に交換します |
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ツーと落ちているうちはまだまだオイルは残っています。この間に新しいオイルエレメントを セットしたり、オイルの漏れや不具合がないかチェックし、何かあればお客様にお伝えします。 また普段下廻りを見ることの出来無いお客様がほとんどですからこういった時間に見てもらったりもしています。 |
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この状態までオイルが抜け切ったらオイルを入れても良いでしょう。 |
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新油を規定量入れ、オイルサービスリセットをし、作業は終了です。 今回取り扱いをはじめたオイルの価格ですが1リッター当たり¥1,323になります。 各モデルの合計金額は下記の一覧表を参考にして下さい。 もちろん交換工賃は無料になります。 スタンダードモデルには最適なオイルですから是非一度お試し下さい。 但し、M3やアルピナにはおすすめしませんのでご了承下さい。 |
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