【ストック車輌紹介】87y E30 M3 ダイヤモンドブラック 42,000Km ディーラー車 無事故【レストアFile.No2】
先日、釣りにてスマホを落とし、しばらくはいらないかなと思っていましたが
思った以上に日常生活に不便さを感じてしまったので、9日発売の某メーカーの
新機種を買ってみました。以前使用していたメーカーと一緒なのですが
約2年でここまで変わったか。と技術力の進歩の速さにただただ驚くだけですね。
カメラ機能も500万画素も性能がUPして1310万画素。外出時のちょっとした撮影でもかなり綺麗に撮れますね。
写真の薬膳しゃぶしゃぶ、おいしかったです。
今回はレストア中のストックM3。
【ストック車輌紹介】87y E30 M3 ダイヤモンドブラック 42,000Km ディーラー車 無事故【レストアFile.No1】
からの続きになります。
前回の更新から約1ヶ月何をしていたかと言うと、外装の部分補修をしていました。
綺麗に仕上がって次はエンジン部に着手します。
走行42,000Kmなので全体のコンディション自体は悪くはないのですが
各部からのオイル漏れ、経年による汚れ、ゴム部の劣化、エンジンルーム内の汚れや錆等
経年で消耗した箇所を集中的にレストアし、次のオーナーが10年間コンディション良く乗っていく為の、
内容で作業を進めます。
パッと見は26年経過している下廻りとして考えれば十分すぎる綺麗さで、一般の量販店であれば
このまま販売されてしまうレベルですが、
M3を長年見てきたプロとしては確実に手を入れなくてはいけない箇所が何箇所もあります。
87yのみディーラー車はクロスミッションを搭載。
内部パーツは入手可能なのでまだまだオーバーホール可能です。
エンジンを降ろす為に、周辺のパーツを外し作業を進めます。
何十回何百回とエンジンを降ろしていますが、
この瞬間とエンジンを載せた時の1回目のクランキングはいつになっても緊張するものです。
長年のオイル汚れ、埃、ゴム部の痛み等々。
これをリセットします。
こうやってエンジンを降ろして初めて駄目になっている箇所が分かる事も多いですね。
クラッチ一式。
各部を測定し、交換の必要があるかないかを判断します。
室内保管であっても何箇所か必ず錆の出ている箇所があるので
当時より優れた防錆処理をし、エンジンルーム内も綺麗にしていく予定です。
まずはスチームでざっくり汚れを落とし、各部を分解していきます。
ミッションも同様に。
いわゆるウェットブラストですね。
高圧で噴射される水と共にガラスビーズが汚れを落としていきます。
水だけでは取れない細部の汚れも落としてくれます。
次回はエンジン分解時にまたUPの予定です。
ボディとエンジンは当社に常時ありますので、ご興味ある方はいつでも見学可能です。
作業リクエストがあれば、現段階であればフレキシブルに対応できますので
私達と一緒に構想し、仕上げたM3を乗ってみたいという方もお気軽にご相談下さい。
投稿者:autofine at 16:54 | M3