【ストック車輛紹介】94y BMW M3B 5F アルピンホワイト 1オーナー ディーラー車【走行39000Km】
こんにちは。オートファイン＠横浜です。
11月のスタートは生憎の雨。
明日には気温も上がり晴れ間が見えそうですね。
何となく月初めが雨だとしょんぼりですが
お預かりの車や売約車の整備がかなり詰まっていますので
張り切っていかなくては…
久々のE36 M3のストック入庫です。
94y M3B 5MT ディーラー車 アルピンホワイト サンルーフレス フルオリジナル
ワンオーナーで走行は39,000Km。
さすがに生産されて二十年経過した今となっては
探してもそうそう見つかる条件の車ではありませんね。
当然、経年による小傷はありますが、気にならないレベルでしょう。
内外装のコンディションの高さは、前オーナーに感謝ですね。
現行モデルのM4全長469㎝全幅188㎝と比較すると
全長443cm全幅171cmのボディサイズは長さ26cm、幅17cm程度コンパクトな設計になっています。
日本の道路事情を考えれば、E36モデル程度のサイズが丁度良いかも知れませんね。
前期モデルなのでウィンカーレンズはオレンジ。
後期モデルのホワイトウィンカーに変更しても統一感が取れて良いかも知れません。
ヘッドライトはハロゲンのままですが、HID取り付けも出来ますので
そういった点はお気軽にご相談下さい。
リアテールもウィンカー同様にホワイトも似合いそうです。
ホイールは当時オプションの17インチ純正アルミホイール。
フロント7.5J・リア8.5Jのサイズとなります。
テストランで少し走らせて見ましたが、吹け上がりの鋭さと軽さ
回転数の落ちなどはさすがに低走行距離そのものといったところですが
唯一の不満点としては、走行距離が少ない故の硬さというか
アタリがまだ出ていない点でしょうか。
その点がしっかりと馴染んで来れば更にフィーリングは良くなるはずです。
それは次オーナーに託しますので宜しくお願いしますね。
マフラーも純正です。
様々なメーカーのマフラーが装着されたM3を乗ってきましたが
オリジナル重視でしたら、やはりノーマル純正のマフラーが一番相性が良いのではないでしょうか。
どうしても社外製品を取り付けていくと、車のバランスは崩れ均衡を保つためには
更に違うパーツを取り入れていくというサイクルが生まれてしまいます。
気が付けば自分が求めていたモノと違うイメージの車が出来上がってしまった…なんて事もありますので
社外製品を取り入れる場合は、最終的な仕上がりのイメージが大事になってくるわけです。
決して社外製品が駄目だと言っているわけではないので、悪しからず。
脱着可能なMテクサイドミラー。
視認性は慣れれば問題ありませんが、初めての方は少々サイズの小ささに戸惑うかもしれません。
内装はブラックを基調にシンプルにまとまられています。
サイドサポート等の消耗も無く、まだまだカッチリとした座り心地のM3専用シート。
運転席がグッドコンディションなのにその他のシートが駄目になっているなんて事はありませんね。
綺麗の一言に尽きます。
『コクン・コクン』とエンジン回転数と同調させながらの
シフト操作も低走行ならではのカッチリとしたフィーリングを味わえます。
搭載されるエンジンはS50ストレート6。
最大出力は286馬力。
どの速度域からでもスーッと加速してくれるフィーリングはまだまだファンの多いエンジンですね。
M3としては初のVANOSユニットを搭載。
無段階で吸気側のバルブコントロールしています。
オイル漏れも無いですし、エンジンの吹け上がりの段付き感も無いので
コンディションは抜群に良いと言って良いでしょう。
6連スロットルとダイレクトイグニッションシステムは今でこそ
当たり前の組み合わせでありますが、年数がたってもその技術が色褪せないところは
さすがの作りこみと言っても良いでしょう。
エンジンだけでなく、補機装置類も不具合箇所無くしっかりと働いてくれています。
エアコンやヒーターといった室内空間の快適さもこのくらいの時代のモデルから
しっかりと作りこまれるようになりましたね。
M3専門店でも滅多にお目にかかれないと言っても大げさではないM3になります。
アルピンホワイト・ワンオーナー・走行39,000Km。
自然吸気エンジン・ストレート6・FR・と何拍子も揃った
ライトウェイトスポーツカーとしては最後のモデルといっても過言ではありません。
ご興味ある方はお早目にお問い合わせ下さい。
当社ショウルームに展示中になりますのでお気軽に遊びにいらして下さいね。
投稿者：autofine at 17:12 | ストック車輌紹介