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2014年05月31日

【水廻り】冷却水交換&冷却経路点検【本格的な夏を前に】

こんにちは。明日から6月ですね。

今週は夏日が続きM3やALPINA、ネオクラシック車はもちろんの事、スタンダードモデルにとっても

負担のかかる季節に一歩足を踏み入れた気がします。 

そう思っている矢先に、ウォーターポンプ不具合で冷却水をエンジンルーム内に

撒き散らしてしまったE36 318isも入庫。

先々週くらいから冷却水の交換作業と冷却経路の点検作業の依頼を

メールやお電話でいただく事が多くなってきたような気がします。 

318isクーペ。

エンジンルーム内に飛散した冷却水。

オーナーはこの状態に気が付いておらず、入庫後にボンネットを開けたらビックリな状態。

幸いオーバーヒートは起こしていない様子なので漏れ箇所の修理のみで一安心ですが

万一、気付かずに乗っていてオーバーヒートを引き起こした場合、

一気にエンジンにダメージがでてしまう事もありますので、

たまにはご自身の目でエンジンルームを点検する事も大事かもしれませんね。 

冷却水交換ってどの程度の頻度で行うのか。

インターネットや情報誌に記載されている事もそれぞれ違う事が多いし、良く分からないと聞かれる事もありますが

基本的に1年に一度は行った方が良いのではないでしょうか。

その際に交換だけでなく、冷却経路の点検も行う事によって、

オーバーヒートや冷却水漏れトラブルの回避率は大幅にアップ致します。 

一口に交換といっても、その交換方法は様々です。

当社では専用の機材を使用し、交換前にフラッシング剤を使用し

冷却経路内の水垢や錆を出来るだけ除去します。

当社の管理車輛でしっかりと毎年作業を行っている車はモデル新旧問わず水廻りトラブルは少ないので

その車の状態に合わせてフラッシングを行った上での冷却水交換の効果は非常に高いと思います。 

使用するロングライフクーラントも様々なタイプがありますが

当社ではFUCHS社のFRICOFIN G12をメインで使用しております。

冷却効果が高いのはもちろんの事ですが、

ホースやジョイント部分のシール類等を劣化が少ないのも特徴のひとつで

当社では長年使用しており、実績の高いLLCのひとつになります。

ですが、いくら交換方法や冷却水が適切であっても冷却経路に問題があっては

何も意味がありませんね。

最近、冷却水交換をした記憶が無い・・・、真夏の走行に一抹の不安が・・・

という方は、お気軽にご相談いただければと思います。 

投稿者:autofine at 15:35 | メンテナンス

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