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2014年08月22日

【ストック車輌紹介】90y Porsche 911 Carrera2 5MT ミツワディーラー車 走行34,000Km グランプリホワイト【964】

こんにちは。オートファイン@横浜です。


先日、取材でピット内を撮影。

風も吹かず、全員汗だくでの撮影でした。

今でもポルシェといえばこのディテールが頭に浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

ポルシェ911 type964 ミツワディーラー車 走行34,000Km グランプリホワイトが入庫致しました。

低走行、尚且つしっかりとメンテナンスを施されている964になります。

10年程前の走行距離はちょうど10,000Km。

そこから当社で全てのメンテナンスを行ってきました。

外観は基本的にオリジナルを重視しておりますが、92年に採用されたエアロミラーと

17インチカップホイールに変更しております。

当然どちらもポルシェ純正パーツを使用。

跳ね馬と鹿の角が配された伝統あるエンブレム。

本社のあるシュツットガルト市の紋章である跳ね馬と

ハーデンヴュルテンベルグ州の鹿の角がデザインされています。

跳ね馬と言えばフェラーリを思い浮かべますが、

第一次世界大戦中にドイツはイタリアを攻撃しており、シュツットガルトの基地から飛び立つ

戦闘機には市の紋章である跳ね馬の部隊マークが付いていたそうで、

迎え撃つイタリアの戦闘機はドイツの戦闘機を撃墜すると、敵機のマークである跳ね馬を

撃墜マークとしていたらしく、その話しを聞いたエンツォ・フェラーリが跳ね馬をフェラーリの

シンボルにしたという話しは有名ですね。

メキシコで行われていた『カレラ・パナメリカーナ・メヒコ』というレースで勝利する為に

作られた550の仕様が最初のカレラと呼ばれていたそうです。

優勝したことでその名誉をたたえ、このレースで使用されたエンジンを搭載した

356に『カレラ』という名前が付けられ市販車として発売されたのがカレラの始まりです。

550と言えば、ジェームス・ディーンが不慮の事故で亡くなったのも有名な話しですね。

 

911はこのようにリアビューからのスタイルが他メーカーにはない独特なシルエットを持ち

見る人を魅了させますね。

 

 

 

本来90年式はディッシュホイールが装着されていますが

17インチのカップホイールに変更。

フロントはミシュラン パイロットスポーツ205-50-ZR17。

リアは255-40-ZR17。

フロント7.5J*17インチ

リア9J*17インチ

素材はテクノマグネシオ。964RSに設定されていたサイズですね。

 

 92年に採用されたエアロミラーに変更。

このドアノブに手をかけドアを開けた時の『カチャリ』という乾いた音と

ドアを閉めた時の『パタム』という音もポルシェ独特の音ではないでしょうか。

911と言えばリアスポイラー。

オリジナルのスポイラーですが、室内からの動作も問題無く

スポイラーウォールの蛇腹部分にも切れはなく綺麗な状態を保っています。

 

エンジン呼称・・・M64/01,02

エンジン形式・・・空冷水平対向6気筒 SOHC

総排気量・・・3,600cc

圧縮比・・・11.3:1

燃料供給方式・・・ボッシュモトロニック

最高出力・・・250馬力/6,100rpm

最大トルク・・・31.6Kg/4,800rpm

5速マニュアルミッション

1,350Kgのライトウェイトボディをグイグイと前に進ませるには十分なスペックです。

 

フロントトランクルーム。

トランクカーペットは汚れも無く状態良しです。

緊急時のスペアタイヤもフロアに収まっています。

内装はファブリックを使用したハーフレザーシート。

ブルーを基調とした内装でまとめられています。

 

運転席、助手席共にパワーシート。

 

 

 

 

 

 

 

 

ダッシュボードにヒビや割れは一切無し。

 

 

ステアリングはRS ATIWEに変更。

 

空冷ポルシェ・5速MT・ディーラー車・グランプリホワイト・ミツワディーラー車・低走行と

4拍子・5拍子と揃った911 Type964は探してもなかなか見つかるものではありません。

 

 

どこを見ても惚れ惚れと眺め続けていられる964になります。

当社ショウルームに展示中になりますので、お気軽にご覧になって下さい。

投稿者:autofine at 14:48 | ストック車輌紹介

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