メンテナンスレポート > 【BMW M3 ALPINA スタンダード】エンジンオイル交換【FUCHS YACCO R-2000】

ページタイトル
過去のメンテナンスレポートはこちら
2014年06月07日

【BMW M3 ALPINA スタンダード】エンジンオイル交換【FUCHS YACCO R-2000】

こんにちは。オートファイン@横浜です。

夏のような陽気から一転し、またたく間に肌寒い梅雨空になりました。

週間予報を見ても来週も引き続き天気は良くなさそうですね。

本格的な夏を迎える前に・・・という意識からでしょうか。

無料点検や定期点検の依頼がちらほらと。

皆さん気になるのは、やはり水廻りやオイルの状態、エアコン廻りのようですね。 

気になる=交換した時期がはっきりしていない。というケースも多いので

エンジンオイルを拝見させていただくと、

使用限界を超えた状態でお乗りになっている方も少なくありません。 

エンジンオイルの役割は大きく分けて5つの役割があるわけですが。

@潤滑

金属同士の摩擦を減らすための作用で、油膜を作って滑りをよくさせる役割。

A冷却

燃焼や摩擦によって発生する熱を吸収し、外部にその熱を放出させる役割。

B防錆

水分や空気など錆を生む原因になる成分を金属面に触れさせないようにする役割。

C密封

圧縮ガスや爆発ガスが漏れないように、ピストン、シリンダーの隙間を埋める役割。

D清浄

エンジン内部に生じるカーボンやスラッジなどの汚れを洗い落とし

オイル内に分散、内包させることでエンジン各部に堆積するのを防ぎ、清浄に保つ役割。

@〜Dまでどの役割が欠けてもエンジントラブルにつながりますので非常に大事な役割ではありますが
 
エンジンオイルの役割としては基本的な事になります。 

当社がおすすめしているオイルはFUCHS社、YACCO社がメインになりますが

上記の@〜Dだけの役割では、ちょっと物足りないという方へおすすめしているオイルになります。

E交換後のエンジンフィーリングの違いが良く分かる

ここがポイントです。

ただし、闇雲にM3だからこのオイル。ALPINAだからこのオイル。と決めつけて入れていくのではなく

車の状態やオーナーの乗り方をしっかりとこちらが把握した上で、

一番ベストなオイルをチョイスする必要があるので

初めてご来店されたお客様は、

『エンジンオイル交換だけなのに随分交換までに時間がかかるのね・・・ 』

と言われてしまう事もしばしばですが

出来るだけベストなオイルをチョイスし、

交換後のフィーリングの違いを分かっていただきたいという一心で作業を進めているので、

ご理解いただきたい所でもあります。

ビルシュタインのR-2000の施工もフィーリングアップ効果が高い作業のひとつです。

通常のオイル交換ではどうしても取りきれないスラッジをしっかりと除去し

エンジン内部の動きが明らかに良くなるのが体感出来ますので

M3やALPINAだけでなくスタンダードモデルでも非常に人気のある当社では定番のメニューになります。 

 

エレメントは毎回交換です。

もちろんドレンワッシャやエレメントOリング等も全て新品に交換しています。

仮にエレメントがスラッジ等で詰まってしまっていても、フィルターケースを迂回して

油圧を一定に保ち、すぐにエンジントラブルにつながらないよう設計されていますが、

スラッジ等の汚れが濾過されず、そのままエンジン内を循環することになりますので

エンジンに良い訳がありませんね。 

YACCOを本格的に取り扱って約9か月になりますが

かなりリピートが多くなってきました。

もちろんYACCOだけでなくFUCHSも相変わらずの人気ですが。 

点検がてらご自分の車に一番ベストなオイルを見つけてみてはいかがでしょうか。

スタンダードモデルからM3、ALPINA

BMWだけでなくフェラーリ、ポルシェ、メルセデス等欧州車全般のオイル交換可能です。

お気軽にご相談下さい。 

投稿者:autofine at 15:08 | オイル

過去のメンテナンスレポートはこちら