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2013年07月03日

【ストック車輌紹介】97y E36 M3 6MT ディーラー車 アークティックシルバー 67,000Km ワンオーナー【無事故】

こんにちは。オートファイン@横浜です。

7月突入ですね。今年も残り半分です。

一日のニュースを見ていたら先日世界遺産に登録された

富士の山開きを放送していました。

今年は混みそうですがチャレンジしたいものです。

本日は先日ストック車輌として入庫したM3Cのご紹介。

97y M3C 6MT ディーラー車 無事故 走行67,500Km

ワンオーナー 屋内保管車

車検26年5月

外装 アークティックシルバー 内装 ホワイトレザー

フルオリジナル 

E36M3が生産終了になり15年が経過し、年々良質な車輌が少なくなってきており

以前のように選り取り見取りという訳にはいきませんが

M3専門店という看板は伊達では無く、初めてE36M3を乗りたいという方から、またM3を乗りたい

とお考えの方にも満足していただける高いレベルのM3をコンスタントにストック出来る環境にあるのはありがたいことです。 

大事に乗ってきた車を諸々の事情で手放さなくてはいけない。

自分の次に乗ってくれる人にも大事にしてもらいたい。

新車で購入し、長年所有し続け、思い入れのある車であればあるほど

そういった気持ちは強くなるものです。 

このM3の前オーナーもそういった気持ちを強くもった方で、このM3を譲り受ける時には

今までのメンテナンス履歴やこのM3を走らせて印象的だった事などを

長い時間かけお話ししていただきました。 

前オーナーは週末のドライブを楽しみに一週間の仕事に励み

休みの日はまず車庫から車を出した後に念入りに洗車から始まり

洗車後に決まったルートで高速走行を楽しんでいたそうです。 

改造には全く興味が無く、いかに新車時のフィーリング、レスポンスを維持し続けられるかを

考えて、機関メンテナンスを中心に行われてきたM3Cのフィーリングは

長年色々なコンディションのM3を乗り続けてきた当社スタッフも満足のいくコンディションに仕上がっています。 

リアバンパーのモールも経年や風雨に晒されると白く変色しがちですが

黒々とした状態をキープしています。 

後期モデルM3Cの特徴でもあるクリアウィンカーも黄ばみがちになりますが

そうなっていないのは屋内保管の賜物でしょう。 

サイドパネルも状態良く、ひずみやゆがみは見当たりません。 

状態が良いとは言え、M3専門店の厳しい目から見させてもらって改善の余地が無かった訳ではありません。

細かい箇所のモール類、E36モデルのウィークポイントであるリアサイドウィンドウ廻りの

モール類一式は新品で交換しています。 

定期的に外装のポリマー加工もしていたようで塗装コンディションも良い状態です。

質の悪いポリッシュ作業を続けた車はクリア塗膜が無くなり、クリア剥げによる塗膜劣化が

見られますが、この車はクリア塗膜もまだまだあり、車全体を眺めてもピリっとしたオーラをまとっています。 

こういった給油口内も綺麗に保たれているのは、いかに大事にされてきたかが分かる指標でもあります。 

さすがにホイールは傷やブレーキダストの細かい付着が目立ちましたので当社でリペア。 

タイヤも脱着し、傷や汚れを落とし、新たにペイント。

クリア塗料は純正で使用されているものより良質なものをチョイスし、ブレーキダストの固着を防ぎます。 

M3の心臓部。

321馬力を絞り出す直列6気筒 3,200ccのエンジンが鎮座するエンジンルームです。 

アクセルを踏み込むと軽くレッドゾーンまで回り切ってしまうレスポンスは前オーナーのメンテナンスのお陰でしょう。

VANOS機構の作動状態も申し分無く、ステアリング、アクセル、ミッション、ブレーキ全ての操作がスムーズに

絡み合い、ドライバーと車が一体となるようなフィーリングを持ち合わせた車輌は探してもなかなか見つかるものではありません。 

吸気音と排気音が同時に楽しめるエンジンもなかなか見つかるものではありませんね。 

シルバーにブラック内装は定番の組み合わせですが、グレーを基調としたホワイト内装は珍しい組み合わせです。 

一人でドライブを楽しむ事が多かった為、助手席に人を乗せることは稀だったそう。 

シートヒーター、リアサイドウィンドウの電動ポップアップを装備。

もちろん禁煙車になります。 

オーディオですら当時の純正カセットデッキのまま。

前オーナーは走行時は窓を全開に開けて走行する事が多く、エアコンはほぼ使用していなかったとの事ですが

寒いくらいに冷えるのを先日確認しています。 

グレーのダッシュパネルは普段屋内に保管されていた為、色褪せや収縮はありません。

綺麗な状態をキープしています。 

助手席に人を乗せないのに、後席に人を乗せるなんて事はありえませんね。 

 

ブラックに慣れた目には、ドアパネルの配色も真新しく感じます。

アークティックシルバーと良く合うコントラストですね。 

内装色のお陰で柔らかい雰囲気を持ったM3ですが、シートに座りステアリングを握ると

目の前はブラック一色のスパルタンな雰囲気に早変わりです。 

ドライバーズシートのサイドサポートは若干開きがありますが、綺麗な状態をキープしていると言って良いでしょう。

シート色のせいで汚れが目立つかと思いがちですが、そこまで目立つという事は無いようです。 

このM3にとって第二の人生開始の素行距離は約67,500Km。

M3を楽しむ走行距離としては、まだまだこれからの距離になります。

 

 

トランクルーム。 

こちらも使用された形跡の少ない箇所の一つです。

クーペモデルというとトランク容量が少なくなりがちですが

M3のトランク容量はかなりあります。

リアシートの背もたれを前に倒せば更にUPですね。 

納車前整備は新しいオーナーが決まり次第開始になりますが、ショウルームに展示する為の整備は終了し

先日、ショウルームに並べました。

探してもなかなか見つける事の出来ないワンオーナーの良質なM3Cになります。

冒頭でも書きましたが、初めてのM3を考える方や、昔ステアリングを握った感覚が忘れられなくて

再度購入を考えている方、いわゆるビギナーやベテランまで満足のいただけるM3と言えば

分かりやすいでしょうか。

是非直接ご覧になって頂きたい一台になります。 

投稿者:autofine at 19:55 | ストック車輌紹介

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