【E46M3】サーモスタット不良修理/ガソリン漏れ修理【E30M3】
こんにちは。オートファイン@横浜です。
昨日は皆さん大変だったのではないでしょうか。
こちらもショウルームにはどっさりと雪が積もって本日は雪かき日和となっております。
天気は人の力ではどうにもなりませんが、困ったものです・・・
E46M3が水温上昇のトラブルで入庫。
走行は50,000Km弱なので、大きなトラブルとは考えにくいですが
テスターとテストランを繰り返しトラブルシューティング。
冬場のオーバーヒートのトラブルシューティングは夏場と違い
現象がなかなか現れてくれない事もあるので、慎重に。
水温がある一定の温度になるとそこから一気に水温の上昇を始めるので
サーモスタットが原因だと判断しました。
65℃の時は60%、80℃の時は80%というようにサーモスタットは温度域によって開度が変わっていきます。
その点を注意して、検査を進めていくと原因がはっきりと把握出来るわけです。
ハウジングケースを外して、サーモスタット本体を取り外します。
ガスケットは必ず交換します。
交換せずに新しいパーツを取り付け、仮にその時は大丈夫だったとしても
後々水漏れを引き起こします。
新しいサーモスタットを取り付け後、冷却水を交換しエア抜きをしっかりと行います。
最後にテスターとメーター上で水温の異常が無いかをチェックし、作業は終了。
E30M3はガソリン漏れ修理。
リアシート下のホースからの漏れなので微妙に室内とリアタイヤ周辺がガソリン臭くなっていました。
ここからの漏れはE30E36モデルに良く見られますので
室内が匂うなという時は、気のせいかなと流さず早急に点検する事をおすすめします。
こういったホースからの漏れ修理の場合、基本は全交換をおすすめはしておりますが
ご予算もあるかと思いますので、先々の危険性や注意点等をご説明させていただき
部分交換とさせていただいております。
布とゴムの二重被覆となっており、外側からだと分かりにくかったですが
ゴムの部分はこの通りヒビ割れが酷い状態。
漏れてから気付くケースの多い、ガソリン、水漏れですが定期的に点検する事によって
事前に回避出来るケースも多いのでリフトアップをする機会があれば是非点検を実施する事をおすすめします。
投稿者:autofine at 18:23 | メンテナンス