4輪アライメント調整とサイドスリップ調整
こんにちは。オートファイン@横浜です。
先日、千葉で朝5時から夕方17時まで合計12時間に及ぶ釣行を楽しんできました。
釣り物はスルメイカと鬼カサゴ。
深い所だと200m前後だったので体力勝負な一日でした。
それでは早速本日のタイトルに関して。
先日、初めてご来店されたE36アルピナオーナーがBMWを専門で扱うショップに
『外車が初めてで4輪アライメント測定調整をする必要は無くフロントはトーしか調整出来ないので
サイドスリップ調整をすれば問題無いと言われたがそれは間違いないか?』
というような趣旨のご質問を受けました。
アライメント調整という単語を聞けば真っ直ぐ走らない車を真っ直ぐ走らせる為に行う
作業であると認識されている方が大半だと思います。
ではサイドスリップ測定調整とは?
(ここでは経年距離によるブッシュの磨耗や事故等によるボディアライメントの狂いは除外して話しを進めます。)
日本独自の車検制度に組み込まれた作業の一つであり、キャンバーとトーを足した数値、
左右トータルの数値しか測定することが出来ません。
左右個々の数値はバラバラであってもトータルが合っていれば良いという事。
端的に言うと本来3(左値)+3(右値)=6(トータル値)というバランスの良い解答が4輪アライメント調整
1+5=6や2+4=6といった解答がサイドスリップ調整だと考えて下さい。
過程は関係無く結果が問題無ければ良しという事。
結果が同じであれば問題が無いのではないか?
正直、足としてだけに考えている車。いわゆるゲタ車であれば全く問題無いかと思います。
多少無理矢理でも直進安定性を保ち真っ直ぐに走れば問題無いでしょう。
ですが皆さんがお乗りの車はM3やALPINAであり、お乗りの車に求めているものは何でしょうか?
走りのシャープさや気持ち良さ、車の精度の高さを求める方が大半ではないでしょうか?
『サイドスリップを取れば問題が無い』
車の状況や乗り手が何を求めているかによっては問題有りです。
サイドスリップと4輪アライメントの作業の具体的な違いをもっと知りたい方は
当社ブログのアライメント測定をテーマにした記事を読んでみて下さい。
直接遊びにいらして下さればもっと面白い話しも沢山ご用意しておりますのでお気軽にどうぞ。
投稿者:autofine at 12:30 | メンテナンス