塗装の小傷やウォータースポットの処理
こんにちは。オートファイン@横浜です。
雨のお陰で気温も下がり過ごしやすく・・・というより
寒くて長袖・・・
さて今日の本題。
ショウルームに並べてある車ですが良くお褒めの言葉をいただきます。
『綺麗ですね。』『コーティングされているんですか?』
確かに雨が降らない限り毎朝洗車してるので埃が積もったりする事はほぼ無いのでパッと見は綺麗。
では実際に言うほど綺麗なのかどうかをチェック。
綺麗じゃありません!
セームでの細かい拭き傷と堆積したウォータースポット染みは
ポリッシュしない限りは取れません。
またこれらの傷やシミは蛍光灯や水銀灯の真下で見ないと分かりづらいので
太陽光の下では塗装面の綺麗さは当てにならないので注意。
上の写真はウォータースポットと小傷で艶引きしています。
ポリッシュ後
違いが分かりますか?
白だから分かりにくいかもしれないので次の写真。
ポリッシュ前
ポリッシュ後
一番分かりやすいかも、ポリッシュ前
ポリッシュ後
ポリッシュ前後の大きな違いは写真を見ての通り。
ポリッシュ前は蛍光灯がぼやけて映っているのに対して
ポリッシュ後は蛍光灯器具の細かいところまで映りこんでいるのが良く分かるはず。
ポリッシュ前の状態でも太陽光の下では全然綺麗に見えますが
蛍光灯の下に移動するとボディのラインがあやふやになるくらいに輪郭がぼやけます。
屋外駐車の場合どんなに綺麗にしていても半年くらいでポリッシュ前のような状態になります。
太陽光の下で塗装面の荒れが確認出来るレベルまでウォータースポットや傷が増えると
傷を消す為のポリッシュ作業はかなりの時間を費やし、それだけ多くのクリア層も削ってくことになり
非常に無駄。
綺麗だからボディコーティングなんて必要無し!とお考えの方は
一度夜間にコイン洗車場に持ち込んでボディチェックしてみましょう。
歪み無く周囲のものが映りこんでいれば合格。
ぼやけている場合は目を凝らして塗装面を確認しましょう。
きっと小傷やウォータースポットに侵されていると思います。
その場合は適切な処置を。
これからBMWに乗りたいと購入を検討している方。
太陽光の下では塗装の綺麗さは当てになりません。
ちなみに適当な板金塗装も蛍光灯の下であれば素人でも良く分かります。
夜間照明がある店舗でしたら昼間に綺麗だと思っても一度夜間に確認をしても良いのでは。
照明設備のあるお店であれば一度照明の下で塗面確認させてもらいましょう。
投稿者:autofine at 17:00 | メンテナンス