2009年11月13日
E39B10V8 エンジンオイル漏れ修理
こんにちは。オートファイン@横浜です。
何とかPC復帰です!ご迷惑おかけしました。
寒いです〜。
とにかく寒いの一言。
週間天気予報をみると最高気温が10℃半ばの日もちらほらと。。
どちらかと言うと夏が好きなのでこの寒さは体に堪えます。。
アルピナB10 V8のメンテナンスを現在やっておりますが
メカニックが異常に長い時間カムカバー部のガスケット交換に時間を費やしているので
気になり聞いた所、外側からいたる所に塗りたくられた液体ガスケットを剥がすのに
大苦戦中との事。写真で確認してみると。うわーひどい(泣)
V8やV12エンジンによく見られる、やっつけ的な処理なのですが
後始末が大変なのでこういった仕事はやめてもらいたいものです。
バンク中央部の冷却水ギャラリーケースも交換。
このスラッジは想定の範囲内。これもV型エンジンには良く見られますね。
これらのスラッジは一度で全て落とすのは不可能なので、エンジン内部洗浄後
これから入れていくオイルとオイル交換時期をオーナーに守ってもらい改善していかなくてはいけません。
こういったモデルのV型エンジンは低速トルク特性が良く高回転域を常用する事が少ないので
エンジンオイルの選択ミスやオイル交換時期を見誤ると
エンジン内部はこのような状態になってしまいがちです。
現状では不具合になりませんが、このまま気付かずに乗っていればレスポンスダウンはもちろんの事
エンジン自体に不具合が出てきてしまいますね。
もちろんこうなってしまうのはエンジンオイルだけの問題ではない場合もありますから
しっかりと全体を診断した上で症状を見極める事が大切なわけです。
投稿者:autofine at 17:34 | メンテナンス