E36 M3 オイルパンドレン部破損修理
1ヶ月近く前の整備になるのですが途中までまとめていたのでUP。
岐阜からのご来店。
あるショップにエンジンオイル交換依頼をしてからしばらくして車の下を覗き込むと
ドレン周辺からオイルが漏れていたのでドレンボルトが緩んでいるのかと思い自身で見た所
閉め過ぎによるねじ山破損という事で入庫。
スチールオイルパンの感覚で締め付けてしまうと、こういった事故が起こりますが最近では珍しい人災ですね。 早速オイルパンを外す準備。 オイルを排出しようと緩めた瞬間にネジの頭がぽっくり外れてしまいました。オイルパン周辺のコーキングはオーナーがこちらに持ち込む間極力漏れ防止をとご自身で施工。
するのとしないのとでは大分違いますね。
めねじの部分は手前と奥の損傷が酷くヘリサート加工での対応も考えましたが
万一また同じ症状になってしまうと二度手間という事から新品のオイルパンにチェンジ。取り外したオイルパン。稀な事故だと思うのですがスチールオイルパンの感覚でドレンボルトを締めこまれてしまうと
間違い無く今回のような事になってしまいます。
オイル交換は出来るだけ外車の修理が得意なショップに任せたほうが良い・・・
というお手本になってしまいました。
オイルパンだけで¥100,000しますのでちょっともったいないかなというのが本音です。
2012年05月21日