E30 M3 全塗装 E30 M3 排気ガス臭修理etc,,,
E30 M3の事故修理の作業が着々と進んでいます。
かなり大きな事故で全損で箱替えも考えてもらいましたが
若かりし時に新車で買ったM3への愛情の根はそこはかとなく深く修理の道へ。
この際だからと全塗装へと作業は進みました。
フロント部大破で屋根にまで歪みが出ていたので大変でしたが
ボディアライメントもしっかり取れ綺麗に仕上がってきました。
生産中止パーツもありましたので再生に苦労したパーツも多々ありました。
排気ガスの強烈な匂いを修理。
アイドリング、吹け上がりには全く異常が見られず。
テスターで計測し原因探求。
かなり燃料がリッチに傾いておりラムダセンサーが正常に機能しておらず
ECUが燃焼を正常にモニタリング出来ていない疑いが強い状況。
視覚に頼ることの出来ない修理は経験、技術力、検査機器をフルに使い解決への糸口を見つけていきます。
たまにはこんなことも・・・
アルピナホイールキャップのキー紛失・・・
５００近いキーから同一キーを探します。
数十本で終わるか、数百本で終わるかはその時の運次第。
6月の整備入庫は車検整備から一般整備まで様々。
4輪アライメント作業が多かった月でした。 
BMWは基本フロントのトー調整、リアのトー、キャンバーの調整がメインになりそこまで
調整箇所が多いわけでは無いのですが定期的(2年に一度)に調整して乗ってみると
調整前に比べステアリングのキレや走りやすさが格段にUPするケースがほとんどです。
もちろん車輌状態に合わせ調整する事が大事で
単に基準値に合わせたから気持ち良く走れると言う訳ではないので勘違いなされないように。 
E46M3もちらほらと重整備が目立ってきました。
エンジン、ミッション、デフの修理等々。
いわゆるオーバーホールなんですがE30M3やE36M3に比べちょっと早すぎる気もします。
良い車なんですが年式が新しい割には歴代M3に比べ重整備の割合が高い印象を受けます。
何故かは大体分かっているのですがここではあえて言いません。。。
2012年07月04日