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RESTORE REPORT

【エンジン】74y BMW 2002tii 【レストアFile.2】

615506fd71ec61558月から始まった2002レストアですが交換主要パーツも揃いつつあり、ゆっくりとですが順調に進んでいます。
作業は入庫車輌優先になるのでなかなか思った通りには進みませんが、
その間に新しいプランが閃く事も多いので今の所のんびりと進めています。
シリンダーブロック自体に問題は無いのでそのまま使用します。
といっても シリンダーホール内は小傷と錆が目立つのでホーニング加工し対応できればと考えています。212506fd72b1bb44オーバーサイズピストンでの交換も考えましたが、現段階ではこのまま使用を考えています。472506fd73103cd9シリンダーヘッドは要修理。
バルブシートの交換、面研は基本作業ですがウォータージャケットの侵食が非常に
大きいのでここは内燃加工のプロに作業依頼が必要ですね。 197506fd7403970fスチール使用箇所は問題無い事が多いですが(それでも一手間必要な場合がほとんど)
さすがにアルミ使用箇所は駄目ですね。40年近く経過しているので致し方ないのですが。
すでに加工に出しているので戻ってきたら違いが良く分かるかと思います。 165506fdb4d544f4クランクシャフトは振れもなく問題無い数値なのでそのまま使用します。
メタルは全交換。 437506fd7460ebd4ピストンも同様にそのまま使用予定。
ピストン、コンロッド共にバランス調整、重量合わせをし研磨清掃で見違えるでしょう。 146506fd971b2a6d軽くホーニングしてみました。傷と錆がしっかり落ちて、クロスハッチが綺麗に出来ていれば作業は完了します。 168506fd97e2031c傷と錆がしっかり落ちて、クロスハッチが綺麗に出来ていれば作業は完了します。 
クロスハッチが深すぎると燃焼室内にオイルが入り込み白煙を噴きますし、逆に浅すぎると
ピストンリングがオイルを落としすぎてしまい油膜切れでブローという残念な結果になってしまいますので
見極めが重要になってきますね。

2012年10月07日