【BMW】週末のエンジンオイル交換【AlfaRomeo】
今年の夏に全塗装したM3が整備で入庫。
在庫と売約済みの車輌とあわせると現在4台のE30がピットに。
在庫のE30カブリオレもショウルームに出す準備を進めていますので
良い感じでE30モデルが集まってきています。
E30好きな方にはたまらない光景でしょう。 
一転して、先日の3連休にエンジンオイル交換で来店したモデルは現行モデルのBMWとアルファロメオ。 
第2世代になるこの116iは直列4気筒ツインターボエンジン。
電動パワーステアリングやエンジンのオートスタート・ストップ機構等電子デバイスが充実していますね。
こちらの116iのオーナーは以前E39にお乗りでメンテナンスで良く入庫されていた方で
久々にご来店いただきました。これからも宜しくお願い致します。 
チョイスしたオイルはFUCHS TITAN 5W50。
オイルの汚れ具合を確認しましたが、気持ち良く走る為には
交換頻度はやはり5,000Km程度がベストになるでしょう。
こちらはアルファロメオのジュリエッタ。
1シリーズのライバル車ですね。同じ直列4気筒ターボエンジン搭載。
こちらもエンジンのオートスタート・ストップ機能等電子デバイスは充実していますね。
一番の大きな違いは１シリーズはFRでこちらがFFといった所でしょうか。
昔のイタ車の緩さを知っている者としては、あまりの完成度の高さにびっくりしますね。
ちょっと寂しい気もしますけど。
このアルファはE24をお乗りのオーナーのセカンドカー。
E24も10年近くメンテナンスさせていただいております。
以前にちょっとお話しましたがE24の方は来年の車検時に是非エンジンリフレッシュ計画を実行したいものです
FFなのでオイルパンは横に長いタイプ。 
使用オイルはFUCHS TITAN 10W40。
こちらも5W50と同じく清浄性能の非常に高いオイルなので使用限界は5,000Kmと考えて良いでしょう。
現在、どのメーカーもロングライフを謳ったエンジンオイルを使用していますが
正直、エンジン内部の清浄効果は見込めません。
20,000kmの間無交換で廻し続けたエンジンと
適正距離でオイルを変え続けたエンジンのどちらがコンディションが良いかは、
わざわざアクセルを踏んで走らせなくともアイドリング状態でわかってしまう程の違いが出ます。
廃油を出さない事や、人件費をかけない事がエコなのか。
一台の車をしっかり管理し長く乗る事がエコなのか。
この場でどちらが正しいとか間違っているとかは言えませんが
あまりにも履き違えたエコが存在するのも事実ですから非常に考え物ですね。
2012年11月28日