【E46 M3】内装パーツ交換【経年劣化】
埼玉からご来店のE46 M3。
今回のメンテナンスは内装パーツの交換です。
どこを交換するかというと。 まずはステアリングカバー。オリジナルで艶消しの塗装がされているのですが、経年と共にパリパリと剥がれてしまう事が
多い箇所ですね。 日本車ではあまり見られない症例ですが
BMWだけで無く、欧州車全般に同じような症状が出る事が多いですね。 塗装し直す事も可能ですが、今回はあまりにも下地のプラスチックの痛みが激しかったので交換。
塗装の場合は、元の色はもちろんの事、
艶有りやボディと同色にするなどちょっと変わった仕様にする事も可能です。 アームレスト部分も同様にペイント剥がれ。 新車価格¥8,000,000の車が、この内装ではさすがに寂しいものがありますね。 助手席側は運転席よりも塗装の浮きが酷い状態ですね。こちらも交換。今回は全て新品にて交換して作業は終了。
日本の気候は四季もあり、気温の変動も多く湿度も高めと
車の内装にはあまり優しくない気候といっても良いでしょう。
日本車は基本的に日本の気候を考慮し、内装パーツの素材等の選択も行われていますが
さすがにそこまで考えられて作られている外車は少ないですね。
経年によって今回のケースのように、
内装パーツの塗装が剥がれてきたり、ベタベタと半分溶けかかったようになってしまったりと
その症状は様々ですが、どんな症状でも新車時よりもクオリティは高く直す事は可能なので
内装の劣化にお悩みの方はお気軽にご相談下さい。
2013年07月20日