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MAINTENANCE REPORT

ATF漏れ修理

2003y BMWALPINA B3S

ATFオイル漏れ

ZF5HP19 アルピナトランスミッション&トルクコンバーター

漏れ量は多く、アンダーカバーなどは多量のオイルでべっとり

ATハウジング下部のトルクコンバーターが目視できる箇所から大量にATFが漏れてくる状況

AT内部からの漏れ修理です

触媒も近いので、このままでは乗れません

ATを取り外し、トルクコンバーターも取り外し

AT内部からのフルード漏れは特定が難しいので

目標としてはトランスミッション脱着を2トライで完治できれば…

まずはインプットシャフトシールとATオイルポンプ側のOリングなど

バルブボディを取り外し、クラッチを抜いたりしながら

各部を慎重にチェックし交換

AT搭載しテストラン

漏れ量変わらず…

エンジン・ミッション側のガイドピンなどの曲がりもなく

そういった外的要因でトルクコンバーターが振れてしまう可能性は無し

インプットシャフトのオイルシールもあまり消耗も見られずで

確実にトルクコンバーターが原因という確定的な結論が導き出せずに

悩みましたが、結論としてはトルクコンバーター内部のステータなど回転バランス不良による

インプットシャフトシール部からの漏れ

トルクコンバーター交換

と断定し

オーナーに伝え、快諾いただいたので

交換

結果は漏れは無くなりホッと一息

漏れの可能性をひとつずつ消去していく修理方法で

もどかしさもありましたが、無事直ってくれて良かったです

まだまだ乗っていただきましょう。

2025年02月02日