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MAINTENANCE REPORT

暗中模索

2000y BMW 740i

昨年の10月頃に一定の条件下でアクセルオフ時に

わずかにハンチングが発生しエンジン回転数が振れるという症状の改善を求む

という事で入庫した車輛でしたが

その際に冷却水漏れが見つかり、インマニ脱着などの付帯作業もあったので

二次エアが原因による回転数の振れを期待していましたが

その期待は見事に外れました

症状変わらず…

テスター上の数値など確認するもあまり気になる数値も出てこず…

ふと、スロットルに目を向けるとスロットルボディへの信号ラインが切られ再結線された様子が…

オーナーにこの件を伺ったところ

以前、スロットルボディ本体を中古に交換されたとの事

配線に関しては作業はしたと聞いているがその理由までは不明との事

調べたところ、スロットルボディはまだ新品でのデリバリーがあり

中古を使用する理由が不明な事と、配線の加工がどうしても気になった事もあり

部品や検査に必要なテスターなどを用意する時間をいただいて再入庫

完全なる学習初期化とスロットルボディの交換・コネクターや配線の引き直しを実施

満を持してのエンジンスタートでしたが…

症状変わらず…

自己研鑽に努め、様々な角度から事象をとらえるように日々を送っていますが

まだまだ修行が足りないようです。

2024年03月17日