2002tiiエンジンオーバーホール・No.3
インナースリーブ打ち替え・シリンダーボーリング・面研が終わった
シリンダーブロックが戻ってきましたので、早速、腰下から組み立てしていきます。 シリンダー内の打痕も綺麗に消えました。 組立前に必ずスチームで洗浄します。
これは、加工された際に出る金属片等が混入していた場合の事を考え
念には念を…という事で当社では必ず実施している作業になります。 洗浄が終わったら手早くブローして乾燥させ、ホルダー取り付け部分は
タップで下穴を整形していきます。 クランクシャフトを取り付け。
オイルクリアランスやシャフトの振れ測定も問題無し。
メインメタルは当然交換しています。 ベアリングキャップを取り付けてクランクシャフトを固定していきます。
取り付けの順番が決まっているので、順番通りにトルクレンチで取り付け。
これでピストンを取り付ける準備が整いました。
次回はピストン取り付けからお届けします。
2015年03月07日