【E30 M3】アクセルボーデンケーブル交換【60,000Km】
E30 M3がアクセルボーデンケーブル交換で入庫致しました。
症状としては走行中にアクセルを踏み込んだ時に、アクセルが戻らなくなったという非常に危険な状態だったので早速修理に取り掛かります。一見、問題が無いように見えますが。アウターケーブルが劣化しており、この部分が引っ掛かり
アクセル操作に支障をきたすといったような状況ですね。
アクセルレスポンスが悪くなるばかりか、非常に危険なので交換です。今回のようにトラブルが出てから交換される方が多いですが
アクセル操作にワイヤーケーブルを使用しているモデルは定期的に交換した方が良いですね。
交換後にアクセルレスポンスの良さに驚く事も良くあります。
燃調等はDMEで制御されているモデルではありますが
エアフロや4連スロットルのエンジン調整によって、エンジンフィーリングが変わる車でもありますので、
定期的にチェックをし、少しでも劣化が見られた場合は交換し、
その際にエアフロとスロットルを調整してあげると非常に気持ち良く走れるコンディションに仕上がります。今のモデルはワイヤードでは無く、完全に電子制御化されていますので熟練したメカニックが、
機械的に調整をしてエンジンコンディションを変化させる事は基本的に困難ですが、
E30 M3はM3に熟知したメカニックが調整するとフィーリングは激変します。もちろん良い意味で。
E30 M3にお乗りの方で、加速感が悪い、以前と比べ軽さが無くなったというような方で
何処へ修理に出しても、『こんなもんです。』と言われ、
自分が過去を美化しすぎているのかと悶々としながら乗り続けている方は
是非、お気軽に当社にご相談下さい。解決できるケースの方が多いのは言うまでもありません。
2014年02月19日