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MAINTENANCE REPORT

【ストック車輛紹介】2004y BMW M3 SMGⅡ 右H カーボンブラック ディーラー車 走行75,000Km【E46】

今回はストック車輌の御紹介。
2004y BMW M3 SMGⅡ 右ハンドル仕様でボディーカラーはカーボンブラック、
ディーラー車で走行距離は75,000Km。
E46M3モデルはE46型の3シリーズクーペをベースに
モータースポーツ部門のBMW GmbH社が開発。
M3モデルのみ設定のセミATのSMGⅡ(シーケンシャルMトランスミッション)を搭載し、
ステアリングから手を離さずにギアチェンジを可能にしたパドルスイッチを装備。
パドルスイッチを採用する事でF1さながらのクイックなギアチェンジが楽しめるスポーツ走行も可能にしています。
ビジネスシーンでも使用可能なクーペの上品さを持ちつつも
時には荒々しい走りを堪能出来るプレミアムスポーツM3です。M3専用にデザインされたフロントスポイラーが装着され、大きく張出したフェンダーが走りを印象付けます。
前のモデルのE36M3とノーマルのE36とでは外観の違いはそれ程感じられなかったのですが、
E46M3ではすぐにM3と判る変更点が各所に見られます。
ボンネット形状はノーマルのE46とは異なり、チューンされたエンジンを収める為にアルミ製ボンネットの中央には
微妙に盛り上がったパワーバルジがありボンネットの形状を見ただけでM3モデルと判断出来ます。
E46M3は比較的販売数も多く、サーキットで使用された車輌をノーマルに戻して販売したり、
街乗りのみの低走行でエンジンコンディションが低下してしまっている車輌等、
コンディションには偏りのあるモデルでもありますので購入の際は下廻りの確認や試乗をして
過去の履歴まである程度確認出来る車輌を選ぶのがポイントです。
今回の車輌は2004年モデルなので現在まで10年以上が経過していますが
エンジンのコンディションも良好で外装も綺麗な状態で大切に使用されて来た事が伺えます。
M3専用にデザインされたドアミラーやサイド部には冷却排気用のフェンダーダクトを装備。
サイドマーカーはモール内へ装着されており、側面もノーマルとは違う印象です。ヘッドライトはバイキセノンヘッドライトを標準装備。
E46モデルのヘッドライトは経年劣化でくすみや曇りが発生する事が多く状態が気になる所ですが、
透明度も高く問題ありません。フロントスポイラーのフォグランプはレンズカット無しなので後期モデルになります。
スポイラーは走行中の石ハネ等で傷が付き易いのですが大きく破損した箇所も無く満足のいくレベルです。フロントバンパーレインフォースメント(バンパー内部の補強材)は前期がアルミ製、
後期はドライカーボンへ変更されています。BMW純正のダブルスポークの18インチ鍛造アロイホイール。
前8J×18 後9J×18に合わせるタイヤは純正のミシュラン製パイロットスポーツで
前225/45 後255/40の前後異サイズを装着。
大きく張り出したオーバーフェンダーと大径のタイヤが見えるサイドビュー。
カーボンブラックのボディカラーと相まって非常に迫力を感じます。
トランクリッドも前期型と後期型では違いが有り、後期型はトランクリッドが長くなっています。前期型は電球が使用されていたテールランプは後期型ではLED化され意匠性・視認性を高めています。M3モデルは専用の4本出しマフラーが装着されチューンされたエンジンから発せられる最高のM3サウンドを奏でます。E46M3のスペックは3,245cc 水冷直列6気筒DOHC24バルブ、通称S54と呼ばれるエンジンを搭載。
チューンされたエンジンは343ps/7900rpm 37.3kgm/4900rpmを発生し、
ノンターボではM3最後のシルキーシックスになります。
特有のスムーズな吹け上がりだけでなくクイックなギアチェンジが可能なSMGⅡはシフトプログラムの変更が可能で
Sモードは一度体感してみるとF1ドライバーになったかの様なクイックな操作感に驚かれると思います。
前モデルに搭載されたSMGでは問題点が多かったのですが、SMGⅡでは改善されたおかげでトラブルも軽減しており、
NAモデルを探しているのでしたら最高の1台としてお勧めします。
その他の詳細はコチラをご覧になって下さい。内装やエンジンルームなどの写真を掲載しております。
現在、ショールームへ展示中なのでエンジンルームやリフトアップをして下廻り等もご覧頂けます。
M3専門店の当社が自信を持って紹介する1台ですのでE46 M3の購入を検討されている方はお気軽に問合せ下さい。

2017年05月06日