【FUCHS】エンジンオイル交換【YACCO】
エンジンオイル交換特集。
当社のエンジンオイル交換は基本的にご予約無しでも作業は可能ですが、
ご予約いただいた方がリフトもご来店にあわせて空けておけますので、お気軽にご利用ください。
また、リフトアップしますので下廻り等で気になる箇所が有りましたら
同時に簡易点検する事も出来ますのでお気軽に相談下さい。
まずはE21 ALPINA C1 2.3のエンジンオイル交換。当社ではオイル交換の前に基本的な作業としてフラッシング剤を注入し
エンジン内部に堆積したスラッジやカーボンの汚れを落とします。
フラッシング剤は汚れを落とすだけでなくエンジン内部に保護被膜を形成し汚れの
再付着を防止する効果も期待出来るので、新しいオイルの再汚染も防いでくれます。10~15分程アイドリングを行いフラッシング剤をエンジン内部へ浸透させ汚れを落とします。
エンジン内部に汚れたオイルを出来るだけ残さない様に最後の一滴になるまで時間を掛けて排出を行います。
時間効率を考えると手間の掛かる作業ですが、折角新しいオイルを入れても古いオイルと混ざってしまっては
交換した意味が無くなりますのでしっかりと排出させる事が大切です。同時にオイルエレメントも交換。
オイルエレメントの交換はエンジンオイル交換の2回に1回と言われる事もあるようですが
当社では毎回の交換をおすすめしております。
オイルエレメントをセットし、新しいオイルを規定量注入してオイル交換は完了です。今回使用しているオイルはYACCO GALAXIE 15W-50。
レースでも使用される高性能なエンジンオイルでオールドモデルから最新モデルまで幅広く対応し
エンジンの吹け上がりの違いに驚かされると思います。
特に古い車輌はオイルのチョイスだけでもパフォーマンスが変わったりエンジンにも影響を及ぼしたりするので
今まで変化を感じられなかった方には一度試す価値の有るお勧めのオイルです。E46 ALPINA B3S Cabrioletのエンジンオイル交換。同様にフラッシング剤を注入しエンジン内部の汚れを落とします。
エンジンオイルはスラッジやカーボンの汚れが混ざり黒い状態で排出します。新旧のオイルエレメント。
古いエレメントにはフラッシング剤の効果で落とされたスラッジやカーボンの汚れがたっぷりと付いています。
エレメントのパッキンも新しい物へ交換。新しいオイルを規定量注入しエンジンオイルの交換は完了。
FUCHS TITAN 5W-50。こちらもM3ALPINAにお乗りの方には評判のロングセラーオイルですね。オイルインスペクションのリセット。
リセット完了。
走行すると数値が減っていくので次回のオイル交換の目安になります。
オイルインスペクションは経過時間や距離だけをチェックして表示している訳では無く、実際にはエンジンの回転数や
エンジンオイル・冷却水の温度、燃料の消費量などをチェックしており次回の交換までの数値を表示しているので、
渋滞が多く苛酷な走行をしていれば数値の減り方は早くなります。
エンジンオイルの交換目安は、使用状況によって変わるので一概に言えませんがインスペクションの数値が
22,000Km~20,000Km、もしくは4~6ヶ月毎のどちらか早いほうで交換した方が良いでしょう。E36 M3のエンジンオイル交換。フラッシング剤を注入しエンジン内部の汚れを落とします。走行方法にもよりますが、
フラッシングをしても定期的なメンテナンスをしている車輌はエンジン内部の汚れの堆積が少なく、
排出されるオイルもそれ程汚れていません。
M3モデルは車種を問わずオイルの交換時期は3,000Km~5,000Kmぐらいをお勧めしています。新旧のオイルエレメント。
排出したオイルは比較的汚れは少なかったのですが、エレメントには多くの汚れが付着していました。
エレメントの交換時にはガスケットやOリング等も全て新しい物を使用して取り付けます。使用しているオイルはYACCO GALAXIE GT 10W-60。
低温から高温まで厳しい状況下まで広範囲に対応する高性能オイル。
通常のGALAXIEよりも真冬の低温時からでも真夏の渋滞やロングツーリング等の苛酷な状況下まで
安定した性能を発揮する守備範囲の広いオイルです。E91 320i Touring M-sportのオイル交換。エンジン内部の汚れを落とす為にフラッシング剤を注入。オイルはフラッシング剤の効果で落とされたスラッジやカーボンの汚れと混ざって黒い状態で排出されます。
オイル交換を怠っているとエンジン内部にスラッジやカーボンがヘドロ状に堆積して
それが原因でパワーダウンや異音の発生等の様々なトラブルを引き起こしますので
オイルの管理やフラッシング剤を使用する事によってエンジン内部を常にクリーンに保つ事が大切です。新旧のオイルエレメント。
比べて見ると随分と汚れているのが判ると思います。
オイルエレメントを装着するパッキン等のパーツは再使用せずに必ず新しいパーツへ交換。時間を掛けて排出した後に規定量のオイルを注入してオイル交換の作業は完了。
こちらはFUCHS TITAN 10W-40をチョイス。
スタンダードモデルにお乗りの方に人気ですね。オイル交換後は必ずオイルインスペクションをリセット。17,000kmの表示でオイル交換という事は前回の交換から約8,000km経過した事になります。
交換のペースから考えると遅くても5,000kmぐらい(表示は20,000km)までには交換したい所です。リセットが完了して25,000kmの表示になりました。
近年の車輌はデータで管理を行う場合が多くオイルレベルゲージは付いていませんので
この表示を目安にしてオイル交換を行います。
走行するとカンターの数値が徐々に減っていきますので22,000~20,000kmの表示でオイル交換を行う様にしましょう。最後はE60 M5のオイル交換。
オイル交換の作業は車輌により、約30分~1時間程で終了するのですが順番に作業を行っているので
混雑状況では多少お待ち頂く場合もございます。
混雑が気になる方は事前に連絡を頂けると状況をご案内しますので気軽にご確認下さいね。フラッシング剤を注入。かなり汚れていたらしくスラッジやカーボンが落とされたオイルは黒い状態で排出されました。オイルはYACCO GALAXIE 15W-50。
BMWの純正ではカストロール社製を使用しているのですが、
指定オイルを入れ続けている方に是非お勧めしたいオイルですね。
レース等でも使用されるオイルだけあってスムーズに吹け上がるエンジンが心地良く、
エンジンのパフォーマンスを存分に発揮してくれ耐久性も期待出来ますので
一度試してみると性能の違いに驚く方が多いです。オススメです。オイル交換後はオイルインスペクションをリセット。
今回の交換は表示が19,000kmでしたので前回の交換から約6,000kmでの交換でした。リセット完了。
オイルレベルゲージは付いていないのでモニターでチェック。
オイル量に関してはオイル漏れ以外で極端に減る事は無いので、
もしも頻繁に減る様であればオイル漏れが発生している可能性が高いので放置をせずに点検した方が良いでしょう。
今回はオイル交換をメインに紹介しました。
車のメンテナンスで一番身近な作業がエンジンオイル交換なのですが、
交換時期を延ばしがちになる事もありますよね。
走行してもしなくてもオイルは経年劣化しますので走行距離や交換時期を目安に多少早目でも交換してあげる方が
車にとっても走行を安心して楽しむ為にも必要な事だと思います。
皆さんは愛車のオイル交換時期を把握してますか?
オイルの種類も様々有るので色々と試してみて愛車に合ったオイルを探すのも楽しいと思いますよ。
2017年06月26日