W124系メルセデスベンツ
M3アルピナ専門店ではありますが
メルセデスにお乗りのオーナーも多くいらっしゃいます。
とは言っても、最新モデルでは無く1990前半~半ばまでくらいのモデルを好んで
乗ってらっしゃる方が多いですね。
確かにW124の作り込みは素晴らしい。
でもそれは今現存する全ての車輌に当てはまらないのは皆さんもご承知の通り。
M3、アルピナと同様に購入時の目利きに失敗すると
膨大なメンテナンス料で泣く泣く手放す方も多い。
現時点でエンジンメインハーネスすら一度も交換されていない車輌は
他箇所がいくら程度が良さそうに見えても十分時間を取って状態を確認し購入を考えた方がいいでしょう。 乗り続けていく上で、M3やアルピナと同様に
フリーメンテナンスで乗っていける車では無いですが
運転席に座り、ステアリングを握った時のどっしりとした重厚感は現在のモデルでは
感じる事は出来ないのでは?
どのメーカーもこの頃くらいまでは国産車には感じる事の出来ない
外車特有の味や重厚さを持っていたような気がする。
それが今では国産を模倣する外車も多くなってきた。
もちろん今のモデルを否定しているわけでは無いですよ。
どのメーカーも売れなければお話になりませんからね。
模倣を模倣のみに終わらせず、らしさを感じさせるスパイスをピリッと加えて頂きたいものです。
国産が外車を模倣していた頃のように、
外車が外車らしく存在する時代はまた来るのでしょうか??? 連休中に入庫した内の一台。
何箇所からかのオイル漏れ。オイル管理もあまりせずに乗ってきてしまったそう。
まだまだこれからも乗り続けていくそうなので良い状態を保つ為の
アドバイスとメンテナンスの依頼を受けました。
距離を見れば42,000Km。
新しい新しいと思っていたモデルも段々と距離が出てきた車輌も多くなってきましたね。
早速、スチームで下廻りを洗浄し、オイル漏れ箇所を特定する為テストランを開始させてもらってます。
それではまた明日!
2007年09月25日