アルピナB3S修理 (続)B3ボディガラスコーティング
B3S。先日紹介したシルバーのボディにシルバーデコラインの個人的にかなり好きな一台。
先日、整備内容が決まり早速、本日から作業開始。 平成17年登録。ディーラー車、距離もまだ出ていないんですけど
パワステギアボックスからオイル漏れ。
珍しいケースですがやはり症状的には皆無では御座いません。
ここはアッセンブリーで交換。コーナーリング中に足廻りのバタツキが強く
ロアコンを確認した所、かなり偏心していたのでこちらも交換。
交換後は4輪アライメントの測定と調整。ATFも交換。もちろん全量交換。
とても汚い。
使用オイルはFUCHS ATF4000。
曖昧なシフトフィーリングを改善したい方にはおすすめの作業。
BMWに関わらず、排気量1,000cc当たり100馬力程のポテンシャルを持つ車は
特に細やかに確認してあげたい箇所。
ポテンシャルが高い程ストレスも良く溜まるものです。
そのストレスを解消しリフレッシュさせる事も大事な事。
他にもこちらの車輌は両デフサイドシールからのオイル漏れ。ブレーキオイル交換。
冷却水の交換をこれから実施。
リアマフラーエンドのフラップも動かないので要検査。 各パーツの組み上げも終わり、コーティング作業の全工程を終了したB3。 光沢値も54→91へ。良いのではないでしょうか。
経験や感覚だけに囚われず、数値としての作業終了基準を確認をしながら作業を
進めることも大事な事です。人の肉眼ほど慣れ易く、且つ錯覚しやすいものはありませんからね。
それでは明日は定休日になります。明後日またお会いしましょう。
2007年10月31日