E46 330iカブリオレATF交換 E30 325i足廻りブッシュ交換
こちらの後期カブリオレのオーナーは他店で購入。納車されて一週間で入庫。
走行49,000Km。
エンジンチェックランプが点灯。ディフェクトをかけるとラムダセンサーの異常との事。
テストランで確認するとノッキング音が確かに確認出来ました。
ノッキング音はラムダセンサー異常の為発生していることも多いのですが
走行距離、年式の割にはフューエルライン~インジェクター、燃焼室にも大量のスラッジの付着があり
異常箇所の修理とフィーリングアップのメンテナンスを同時に施工。
やはり中古で車輌購入する場合には、メンテナンスの履歴をしっかりと確認する事が大事。ATFも同時に交換。
汚れ具合は写真の通り。オイルパン、磁石も綺麗に洗浄しスラッジ除去。ATエレメントもご覧の通り。栃木からご来店のE30 325。
エンジンのフィーリングは素晴らしい。
ですが
足廻りの消耗が激しく、オーナー自身もその点を改善したく当社へ入庫。ロアアームのブーツもパックリ敗れているのが確認出来ます。
これでは駄目ですね。
いくらエンジンのフィーリングが良くても車全体のフィーリングで見れば
不満の出るコンディションになってしまうに違いありません。 ロアコンブッシュ。どちらが古く、どちらが新しいかは一目瞭然でしょう。
ロアアームを手で揺するとガタガタ動いていましたので、そうなる前に交換すべき場所です。 フロントアッパーマウント。
左が新品。右が古いもの。
グリスが切れ、ベアリングが剥き出しになってしまっています。
組み上げ後は、フラフラとした挙動が無くなり、シャキッとしたフィーリングに。
今後の課題も何点か残りましたが、時機を見て施工していきましょう。
2008年02月12日