ボディポリッシュコーティングで使用している機材紹介
『艶が良く尚且つ撥水の良いコーティングは?』との質問。
良くある質問ですが、
コーティングによって良く光る(艶が出る)わけではありません。
もちろん艶の深みを増すような効果があるものもありますが
地道なポリッシュ技術によって古いモデルであってもここまで塗装面の艶を甦らせる事が可能です。
コーティングはその艶を保護する為のものと考えて良いでしょう。
ちなみにこのM3はポリッシュ作業後の状態です。 地道な作業と言っても目標とする艶を出すには技術だけではどうにもならない事も。
適材適所、それぞれのパートで使用する道具が揃っていなければ満足のいく結果は出せません。ガラスコーティング剤を密着させる為のカーボンヒーター。 シングルアクション、ダブルアクション、ギアアクション。
全て動きの異なるポリッシャー。
バフも布バフ、ウールバフ、ウレタンバフ
毛足の長短、スポンジの高低反発力等の違いで切削力が違う為
使用するコンパウンド、使用するタイミングを間違うと
ただ単にクリア層を削っているだけの傷付け作業になってしまします。 部位毎に使い分けるミニポリッシャー。
細かい所までしっかりと磨き上げる為には欠かせません。粗目、中目、細目、極細目
何種類ものコンパウンドを使用し、バフの組み合わせも考え作業を進める事により、塗装面を整えていきます。 マスキング類
マスキングも場所によって使い分ける。
ポリッシュ作業は工程中に一つでもミスマッチがあると、満足のいかない仕上がりに。
作業者の腕も必要な作業ですが、工程順序や使用する道具の変更時期の見極めなど
頭もフル回転させながら進めていかなくてはいけない作業なのです。
ちなみに工程はコチラ からどうぞ~。
2009年12月05日