【2002Turbo】エンジンオイル漏れ修理【E20】
一年少々更新していませんでしたが、ストック記事が100を超え、いい加減にUPしなさいとお叱りを受けた為
時間の合間を見てUPしていきます。
ありがたいことに実務がそこそこに忙しく、じっくりと落ち着いてワードプレスに向き合う時間もなかなか取れない為
メインはスマホで完結できるインスタグラムになるかなと思います。
インスタグラムの数枚の写真を見て何をしているかなどイメージしていただけると
こちらとしてもありがたき幸せです。
作業内容と同じようなトラブルを抱えているお客様もいらっしゃると思いますが
メンテナンスレポートはあくまでも参考としてみていただければと思います。
今回のメンテナンスレポートは2002Turboがエンジンオイル漏れ修理の為入庫です。
当社に来店する最中のドライブでオイルが噴出したとのSOSコールで、急遽ローダーで救出に向かいました。
その他はモールなどの位置調整等の作業を行うのですが、
まずはエンジンオイル漏れ原因を探っていきましょう。
すぐにエンジンを止めていただけたので、オイルパン内に4Lほどオイルは残っていたので排出していきます。
どこから漏れているのか点検を進めていくと、タービン周辺に噴出したオイルが…
タービン…大丈夫でしょうか…
原因はタービンにつながるプレッシャーホースに何かしらの問題が出て起きたようです。
取り外したシリンダーヘッドからタービンにつながるのプレッシャーオイルホース。
ホース部分を拡大して見るとかなり劣化が酷く、ホース全体に多くのクラックが出てしまっています。
ホース交換すれば解決しそうですが、残念ながら廃番部品でした…
という事で、ホース製作です。
一言で終わりのような感じですが、シリンダーヘッドを沿うように取り廻すホースなのでかなりの高温に耐えられ、且つ耐油性にも優れた
素材を選定したりとなかなか完成まで時間のかかる作業なのです。
オイルプレッシャースイッチからタービンへ接続。
新旧のオイルエレメント。
オイルエレメントの装着を終えたら、規定量のオイルを入れてエンジン始動です。
タービンやエンジンに問題無い事を確認し、エンジンオイル漏れ修理は完了です。
全ての廃番部品に対応出来るわけではありませんが、ある程度の再生・製作には対応出来る態勢を整えております。
2022年09月12日