【E10 2002 Turbo】各部調整最終段階突入【ポラリスシルバー】
マルニターボの仕上げが最終段階に迫っています。
昨年末に足廻りやエンジン搭載等の大きな作業は終了し
そこからは内装の組み上げや各部の調整を進めています。
オーナーにも来店してもらい、助手席に乗ってもらいながらテストランをし
ここをこうしてああしてと、リセッティングを繰り返し行っています。 オーナーとの打ち合わせの中で、車高をもう少し下げたいとのリクエストがあったので
コイルスプリングを交換。
スプリングレートと車高をバッチリ合わせる為に、ワンオフでオーダーしました。 コイルスプリングだけでなく、スプリングパッドも交換。
スプリングパッドも種類がありますので、組み換えと交換をしながら
乗りやすく且つ高速コーナーでも、しっかりと路面をトレースしてくれる足廻りに仕上げていきます。 E30と同じく、リアは割と簡単に交換は出来ますね。フロントはストラットケースごと取り外し、コイルスプリング交換を行います。 長さはもちろん、乗り心地も良く考えられ作られています。 アルミも履き替え、良い感じで仕上がってきました。
テストランを重ねながら、もう少々手直ししていきましょう。 アルミは当社でリペアしたアルピナ15インチ、フロント6J、リア7J。
タイヤはフェデラルを使用。 リアの車高の高さも丁度良く、オーナーにもご満足いただけたようです。 エンジン調整中。
COとHCの値を見ながら、排ガス調整を行いアイドリングを安定させていきます。
アイドリングだけ安定しても仕方がないので、調整⇒テストラン⇒調整と繰り返し行い
ベストな数値に合わせていきます。地味な作業ではありますが、日を追うごとに聞こえてくる排気音が変わってくるのが分かります。
(もちろん良い意味で。)
完成までもう少々。当社のピットから旅立つ日もそう遠くなさそうです。
2014年03月21日