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RESTORE REPORT

90y E30 M3 DiamondBlack Restoration FileNo.13

DSC05546_R今回は90y E30 M3 DiamondBlack Restorationの記事になります。
前回は細部のパーツまで一つ一つこだわって再生させたエンジンの全貌を御紹介致しました。
早速本体へエンジンを搭載したい所ですが、その前に今回の第十三回目の更新ではデフとブレーキキャリパーの
分解作業をご紹介致します。
まずはデフの分解作業になりますが、すでに本体から取り外し全て分解し綺麗に仕上げていきます。DSC05545_R早速、デフを組み立てていきます。
各部はサンドブラスト処理後に綺麗に塗装済み。
オイルシールやOリング等の消耗品は全て新しいパーツへ交換します。
圧入作業がほとんどなので、強引に装着してオイル漏れなどを発生させてしまわないように慎重に取り付けしていきます。
DSC05547_R歯当たりなどを見ながらシムを調整をしていきます。DSC05548_Rサイドシールを取り付け、最後にデフカバーを取り付けるのですがその前に古いガスケットを落としておきます。
液体ガスケットも使用してガスケット・デフカバーを装着しデフのオーバーホールは完了です。DSC05557_R次にブレーキキャリパーのオーバーホールです。
リペアキットを使用してキャリパーピストンを組み上げていきます。DSC05559_R本体は装着されていたキャリパーをサンドブラスト処理後に耐熱処理塗装しております。DSC05564_Rピストンを取り外し内部を綺麗にした後に新しいピストンシールを装着します。
取り外したピストンは錆び等を綺麗に磨いて取り除き異物や水分が入り込まない様に付いていた元の所へ慎重に装着します。DSC05566_R綺麗に磨いたピストンを戻しピストンブーツ・ブーツリングを装着します。
その他、ロックピン・ロックピンブーツも組み込んでいきます。DSC05568_R全ての作業を終えフロント&リアのブレーキキャリパーのオーバーホールは完了です。
因みにレストア前の状態のブレーキキャリパーは第三回の記事で御覧頂けます。
デフとブレーキキャリパーのオーバーホールが完了した所で今回の記事はここまでになります。
DSC06174これからエンジンを搭載する為に、エンジンルーム内の仕上げを行っていきます。
パルクヘッド部分のインシュレーターやブレーキラインの引き回しなど、搭載後では作業が難しい部分を仕上げていき
準備を進めていきます。
今までの記事はこちらからどうぞ。
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2016年04月15日